トヨタ ヴィッツ フロントバンパー擦り傷補修 施工事例
愛知県春日井市にお住まいの T 様より、愛車の修理の御依頼を頂きました！
お車はトヨタ ヴィッツ、2019年新設パッケージのジュエラシリーズです！
ヴィッツのジュエラといえば、女性向けに作られたビビットのカラー展開が浮かびますね。
中でもこのヴィッツは、純正色では珍しいと言われるチェリーパールクリスタルシャインというカラーになります🍒
傷の確認をする
まずは損傷箇所を確認していきます。
フロントバンパーの左側に大きく擦り傷が付いているのがわかります。
お話を伺うと、コインパーキングでの無人駐車中にぶつけられてしまい相手は逃げてしまったとのこと・・。
ユーザー様は、車両保険を使うかどうか悩まれていましたが「このキズなら交換しなくても安く修理できるので、保険の等級が下がる事を考えたら自費の方がおすすめです！」とご提案させて頂き、今回は自費修理にて大切なヴィッツをお預かりしました！
下準備をする
傷・ヘコミを削る
まずは傷ついた箇所の塗装を研磨していきます。
塗装の剥がれたような箇所は、面を滑らかにするためにある程度の深さまで研磨していきます。
削りすぎると土台がペラペラになってしまうし、削りが甘くても塗装面がボコボコに仕上がります。
ここの調節は、職人でも半ば感覚的なところが大きい作業になるのですが、次に乗せる塗料下地の為にしっかり土台を均一にしてから移ります！
サフェーサーを吹く
次に、下地作りとして塗料下地をを吹いていきます。
傷の範囲に対して塗布するので、それ以外の箇所はテープと新聞紙で覆っておきます。
”サフェーサー”とは塗料を乗せる前の下地材で、表面の凹凸を均一にして塗料の密着性を上げてくれる役割があります。
塗装をする
塗装
車両を塗装ブースに移動させて、いよいよ塗装をしていきます！
赤やピンクのような鮮やかな塗料は、一般的に「止まりが悪い」と言われ、 下地の色が透けやすい性質がある為に塗料を何層か塗り重ねたり、下地を白くするなどの工夫をすることで発色させていく難しいポイントがあります。
塗り重ねる層が増えればその分、色ムラや塗装ダレといった色々な問題も出てきます。
今回塗ったバンパーも曲線状のフォルムであるため、塗装のムラには十分注意して行いました！
乾燥
塗装後はブースから出し、遠赤外線ヒーターでしっかり乾燥させていきます。
その後、マスキングを剥がして色のズレが無いことを確認しました！
ぴったり揃うと安心しますね！
今回は自費修理なので金額を抑える為にも、バンパーを１本塗りではなく部分塗装（傷の箇所のみ）で補修しました！
１本塗りよりも実は難しい部分塗装のポイントとして、バンパーを１枚の板に例えてみます。
車の塗装は、サフェーサー（下地）１回→塗料（カラー）２～３回→クリアー２～３回と重ねていくため、最低でも５層以上になります。
そこで板の一部のみに対して、塗料を５層も６層も重ねたら、少なからず塗っていない部分との段差が生じますよね。
部分塗装ではそんな段差をなるべく無くす為、クリアーの塗り重ねる範囲を徐々に広げていって仕上がりの境目が１層分になるように工夫しています。
かかる金額は部分塗装の方が安いですが、難易度は上がるという事ですね・・！
磨き作業・完成
仕上げに塗装面を磨きあげ、全体を洗車して完成です。
大きく傷ついていたフロントバンパーが、何事も無かったように復元しました(^^)！
調色の加減が難しいカラーでしたが、色もぴったりと揃った仕上がりになっています！
ユーザー様にも「突然の事だったので相談に乗ってくれて頼もしかった。安く直してくれてありがとう」と大変喜んで頂くことが出来ました(^^)
「今後も困った事があればいつでも御連絡下さい」とお伝えして、無事に御納車となりました！
もうこのような悲しいことは起きないでほしいものですね、、😢！！
施工前 
施工後 
このように当社では、確かな技術を持った職人が自信を持って施工させて頂きますので、
・他店で修理依頼した際、古い車で部品の生産が終わっているため断られた
・中古で購入した車の、前のオーナーの傷が気になる
・ディーラーで見積したら、新品交換で高い金額を提示された
などでお困りの方でも、当社が何とかします！
是非お気軽に、小牧市のティーアールシーまで御連絡下さい。お待ちいたしております(^^)
お気軽にご相談ください！
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