メルセデス・ベンツ Gクラス 全塗装事例

 岐阜県各務原市在住の「N」様より、色替えによる全塗装の御依頼を頂きましたのでご紹介いたします。メルセデス・ベンツのGクラスとなるグレードで「ゲレンデ」の愛称で親しまれているクロスカントリー車です。ゲレンデと呼ばれた由来は、ドイツ語でオフローダー(険しい山道などを走り抜ける設計で作られた性能)を意味する「ゲレンデヴァーゲン(Gelande wagen)」の略称から来ています。ご購入されて以来ずっと愛用して乗られていた鮮やかなワインレッドのゲレンデですが、夏も近づきアウトドアの機会が増えるため気分転換に色替えを考えていたそうで、インターネットで全塗装工場を調べたところ当社のホームページに興味を持って下さり、今回御連絡を頂きました。
 当日ユーザー様に御来店頂き、御予算・色・施工方法について話し合いをしてから、お預かりの際に代車を用意させて頂き、完成を心待ちにされて御帰宅されました。

 まずは外装部品をすべて脱着していき、車両本体を骨組み状態にします。ゲレンデは、修復のしやすさを考えられたデザインである事から、構造や外装は意外とシンプルな作りになっています。脱着していく部品は、ボンネット・フロントドア・リアドア・リアゲートなどの主要部品と、ラジエーターグリル・アーチモール・ヘッドライトカバー・スペアタイヤカバーなどの外装部品に分けられます。

 脱着した部品を作業台にセットして、塗装の準備をしていきます。まずは車体表面に傷やヘコミが無いか確認します。見つけた際はパテなどで表面を形成する処理が必要になりますが、今回はドアのモール(窓枠のゴム部分)付近の塗膜が少し劣化している程度だったので、原因の層まで研磨してサフェーサーを吹き、他は目立つ傷もなく綺麗な状態だったので全体を軽くペーパーで研ぐのみとなりました。サフェーサーを吹くことで、パテを塗るまでもない程の小さな傷は消えて表面が整うので、次に塗る塗料の密着性を高くすることが出来ます。
 下地作業がおわったら、下の画像のようにマスキングを施していきます。”マスキング”とは「養生」と同じ意味で、塗装をする際に不必要な箇所へ塗料が飛び散らないよう、ビニールシートやテープを用いて保護する作業の事を言います。今回は窓ガラスを脱着せずに塗装していくので、窓を汚さないようしっかりマスキングします。これに対して、脱着の際に窓ガラスやモールも一緒に取り外して、隙間にもまんべんなく塗装していく施工方法もございます。この方法はマスキングをしないのでモール部分の傷みも生じず、塗膜でベースを作った上から窓を装着する為、塗装の境目が無く、劣化しても剥げてくる心配がないのが大きなメリットです。脱着工賃の分どうしても費用がかかってしまう事なので、一度お見積の際に御相談くださいね。
 マスキングも終わったので、いよいよ塗装に移ります!

 ソリッドのグリーンを塗りました!深みのある綺麗な色なので雰囲気が変わりますね。画像にはありませんが、他にもボンネット・リアゲート・スペアタイヤカバーも同様に塗装しました。遠赤外線ヒーターを当てて表面をしっかり乾燥させます。

 この要領で、ボディの部分も同じ色を塗装していきます。車両を本体ごと塗装ブースへ移動させてマスキングを行います。ドアやリアゲートなどを脱着した隙間から塗料が入ってしまわないよう、広範囲に渡っての養生作業となります。車両部分を塗っていく際は、部品の時よりも範囲が広いため、塗装ムラや液だれなどに充分注意しながら丁寧に行っていきます。

  車両本体も無事、綺麗に塗り終えました!同様にしっかりと乾燥させていきます。

 2色目の塗装をしていきます。作業台へ今度は、ラジエーターグリル・ヘッドライトカバー・アーチモール・スペアタイヤカバー(リング部分)をセットしていきます。画像2枚目のグレーに見える箇所も、塗膜が少し劣化していたのでその部分を落とし、サフェーサーを吹いてあります。経年劣化が激しかったりで旧塗膜の状態が悪い場合は、全面的に研磨してサフェーサーを吹く事もありますが、基本的には小傷をカバーする為に部分的に使う事が多い下地になります。

 2色目は艶消しのブラックを塗りました!艶消し塗装ならではのマットな重厚感が、力強いクロカン車の雰囲気にぴったりな印象を感じられます。これですべての塗装が終わりました。乾燥が済んだら脱着していた部品を元通りに組み付けていき、塗装面にブツが乗っていないか点検しながら磨きをかけていきます。ただし、艶消し塗装を施した箇所は磨くと艶が出てしまうので磨き作業が出来ません。通常なら磨けば補修できるブツも、艶消し塗装では命取りとなってしまうため、職人の腕が問われる塗装なのです。最後に全体を洗車して完成です!

 元のワインレッドを全く感じさせず、かっこよく生まれ変わったゲレンデです。グリーンの色味もくすんだ感じで、エンブレムやラジエーターグリルなどの前回りもブラックに統一した事で、落ち着きのある渋い印象になりましたね!晴天にも恵まれた納車当日、御来店頂いたユーザー様に現車を見て頂き、「思い描いていたイメージ通りにしてくれて嬉しい」と喜んで下さり笑顔いっぱいで御帰宅されていきました。このように当社では、確かな技術を持った職人が自信を持って施工させて頂きますので、
愛用されているお車の色褪せが気になる
・長年乗り潰したのでそろそろイメージチェンジをしたい
・中古で購入されたお車を自分好みの色にカスタマイズしたい
などでお悩みの方や、全塗装を考えられている方は是非、お気軽にテ
ィー・アール・シーまで御連絡ください。お待ちいたしております。

施工前
施工後

お気軽にご相談ください!

お問い合わせは、お電話・メール・LINE・入力フォームより受け付けております。
お気軽にご相談ください。

※電話受付時間
 9:00~18:00(日・祝 除く)
※メールでのお問い合わせは左の画像または
下のボタンより入力フォームへお進みください。